塩見泰隆選手の野球経歴をご紹介【出身・年俸・成績など】

現在、ヤクルトスワローズで活躍中の塩見泰隆選手の野球経歴をご紹介します。

塩見選手は東京ヤクルトスワローズ所属の右投げ右打ち、ポジションは外野手（センター）を守っています。

走攻守全てにおいて優れており、素晴らしい身体能力の持ち主です。

打率3割・30本塁打・30盗塁の達成者に贈られる称号、トリプルスリー！

今までNPBで達成した選手は10名のみの偉大な功績です。

著者は次のトリプルスリーの達成者は塩見選手だと予想しております！

それだけのポテンシャルを持った選手なのです。

・塩見選手ってどんな選手？

・塩見選手のファンで詳しく知りたい！

・年俸、成績はどんな感じなの？

そんな読者の皆さんの一助になるべく、塩見選手についてまとめましたので参考にしていただければ幸いです。

塩見泰隆選手の野球経歴

塩見選手の誕生〜プロ入りまでの野球経歴をご紹介します。

塩見選手の幼少期から学生時代までの経歴をわかりやすくまとめたものとなっています。

それでは無限の可能性を秘めた塩見選手の野球経歴を一緒に見ていきましょう！

誕生

1993年6月12日、神奈川県相模原市で産声をあげました。

父親は元バレーボール選手、母親は元陸上選手とスポーツ一家に生まれたサラブレット。

幼い頃からかけっこでは敵なしと、持ち前の瞬足をこの頃から身につけていたそうです。

小・中学校時代

相模原市立星が丘小学校に入学後、軟式野球を始めた塩見選手。

その後相模原市立中央中学校に進学し海老名リトルシニアに入団。

シニア時代にチームで全国大会ベスト8に進出、この頃から『プロ野球選手』を夢見ていたそうです。

高校時代

武相高等学校に進学し野球部の門を叩きます。

余談ですが、あのヤバイよヤバイよでお馴染み、出川哲朗さんも武装高校OBです！出川さんは軟式野球部だったらしいので、深い繋がりはなさそうですね。

さて、話を戻しましょう。

高校時代は2年生の秋からレギュラーに定着。

3年生最後の大会、甲子園を賭けた夏の県予選では、3番・ライトでスタメン出場。

チームは準々決勝まで勝ち上がりますが、対桐蔭学園に延長12回の激戦の末に2対3で惜しくも敗れ、甲子園出場は叶いませんでした。

大学時代

帝京大学に進学。

同大学野球部では、現在阪神タイガースで大活躍中の青柳投手が帝京大学同期となっております。

1年生からポテンシャルを発揮し試合に出場する機会が多かったようです。

3年生になり開催された春のリーグ戦では、打率.279・17安打・1本塁打・11盗塁と好成績を残しました。

しかし、肩や腰のケガに悩まされ満足にプレーできないことが度々あったそうです。

大学卒業後のプロ入りを諦めていた塩見選手は、同時期にケガから復帰し躍進を遂げた同期で現在プロ野球選手の青柳晃洋選手に感化され、闘争心に火がつきます。

社会人時代

必死に練習を重ね打撃を磨いた結果、社会人野球の名門ENEOSの入団に漕ぎ着けます。

入団1年目でまたしても怪我をしてしまった塩見選手ですが、一度ついた心の火はそう簡単には消えませんでした。

入団2年目に1番・センターでスタメンの座を勝ち取り19試合に出場、打率.282・1本塁打・10打点の成績を残しました。

安定した成績・身体能力の高さを買われた塩見選手はプロ注目選手へと成長しました。

プロ入り

そしてついにプロ球団から指名がかかることになります。

2017年10月、東京ヤクルトスワローズがドラフト会議で塩見選手を4位指名。

契約金4500万円・年俸1000万円、背番号は9番で合意しスワローズに入団となりました。

プロ野球での経歴

塩見選手のプロ野球経歴をご紹介します。

塩見選手は2017年10月にプロ入りを果たし、これからの活躍に期待がかかる選手です。

入団当初から現在までの活躍をまとめましたので、ぜひご覧ください。

2018年

プロ入り初年度は2軍スタートとなった塩見選手。

打率.306・4本塁打・10打点・8盗塁と素晴らしい成績を2軍で残し、7月31日に1軍に初昇格となりチャンスを掴み取ります。

昇格となった当日の対広島カープ戦、「5番・ライト」でいきなり先発出場の1軍デビューとなります。

結果は4打席無安打とほろ苦いデビュー戦となりましたが、スワローズでは32年ぶりの「新人でクリーンナップに座った男」に！

デビュー戦でいきなりクリーンナップでスタメン起用となった塩見選手、この頃から首脳陣の期待感が伺えますね。

しかし、デビュー戦からなかなか安打が出なかった塩見選手。

10月7日の本拠地神宮球場で行われた阪神戦でライト線に落ちる2塁打を放ち、25打席目で待望のプロ初安打を記録しました。

2019年

オープン戦で好成績を残して猛アピール、開幕一軍入りを果たすもあまりいい結果が残せず、1軍と2軍を行ったり来たりの日々。

しかし、2軍の成績は良好で、7月には月間MVPを受賞。

その後9月5日に再度1軍昇格を果たすと、19日の阪神戦で高橋遥斗（たかはしはると）投手からプロ初本塁打を放つなど、9月間打率.314と好調をキープしました。

12月の契約交渉では推定年俸950万円から100万円アップの1050万円で契約更改となりました。

2020年

2020年シーズンは開幕一軍スタート。開幕戦から「5番・センター」でスタメン出場を果たしました。

2戦目には神宮球場でのシーズン初本塁打を放つ活躍を披露。しかし、6月29日に突き指で登録抹消されたため、出場試合数は前年より減少。

最終的には打率.279の及第点の成績を残し、前年くらべ飛躍したシーズンとなりました。

2021年

2021年シーズンも開幕スタメンの座を掴み取ります。

開幕戦「6番・センター」での出場をきっかけに、スワローズの主軸選手へと成長していくことに。

シーズン序盤まで固定されていなかったセンターの座を、実績のある若手からベテラン選手と競い合った塩見選手は、持ち前の俊足・パンチ力のある打撃・広い守備範囲で猛アピール。その結果、様々な打順で試合に出場しチームに貢献します。

5月下旬には助っ人外国人、オスナ選手やサンタナ選手のチーム加入により、クリーンナップ〜下位打線が充実したことにより、塩見選手は1番センターでスタメン固定となりました。

この年の塩見選手は目まぐるしい活躍を魅せることになります。怪我に苦しんだ過去を払拭するかのように、大きな怪我をせず、初めて規定打席に達することに。

9月のジャイアンツ戦では史上71人目となるサイクル安打を達成。

打撃面ではもちろん、守備や走塁面でもスタメンに相応しい成績を残した。

同時にチームも勢いに乗り、リーグ優勝を果たします。

そして迎えたクライマックスシリーズファイナルステージ。

塩見選手は対巨人戦との3試合で打率4割、4打点の好成績をマーク。1戦目・2戦目とヒーローインタビューでお立ち台に上がるなど大活躍を魅せます。

塩見選手の活躍もあり、チームはクライマックスシリーズを勝ち上がり、見事リーグ優勝。

クライマックスシリーズの優勝セレモニーではMVP選手として期待された塩見選手ですが、惜しくも受賞とはならず、シーズン・CSと大活躍した奥川恭伸選手がMVP獲得となりました。

迎えたNPB日本一決定戦である日本シリーズでは、打率.250と少し落ち込む成績となったものの、最終戦の大一番で走者で決勝点の本塁を踏むなど自分の役割を全うした塩見選手。

チームは日本一を掴み取りました！

年俸推移

シーズン（年）	推定年俸	所属チーム
2018（入団年）	1000万円	東京ヤクルトスワローズ（YS）
2019	950万円	東京ヤクルトスワローズ（YS）
2020	1050万円	東京ヤクルトスワローズ（YS）
2021	1350万円	東京ヤクルトスワローズ（YS）
2022	4500万円	東京ヤクルトスワローズ（YS）

塩見選手のプロ入り直後の推定年俸は1000万円。2018年〜2020年まではほぼ横ばいの推移となっています。

2021年から300万円ほどアップ。年俸アップの要因は、2020年シーズンの成績向上、試合出場機会が増えたことが影響していそうです。

2022年には前年より3150万円増と大幅アップの4500万円で契約。2021年は塩見選手がスタメン固定で活躍、チームも日本一に輝いたことがアップの要因と思われます。

プロ野球成績【年度別】

年度	チーム名	打率	試合	打席	打数	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	得点	三振	四球	死球	犠打	盗塁	盗塁死	併殺打	出塁率	長打率	ＯＰＳ	得点圏	失策
2018	YS	.040	16	26	25	1	1	0	0	2	0	1	7	1	0	0	0	0	0	.077	.080	.157	.000	0
2019	YS	.182	45	98	88	16	2	2	1	25	7	20	24	8	2	0	4	1	1	.265	.284	.549	.294	1
2020	YS	.279	43	179	154	43	4	2	8	75	21	20	44	17	5	3	13	2	4	.369	.487	.856	.273	1
2021	YS	.278	140	534	474	132	21	7	14	209	59	80	156	48	10	2	21	5	1	.357	.441	.798	.325	5